リチャードソンジリスを実際に迎える前に、事前に調べたり用意するものがいくつもあります。
まずはお迎えの前に調べておくべきことから挙げていきましょう。
お迎え前に調べておくべきこと
こんな内容に目を通しているのであれば、リチャードソンジリスに関しての知識欲があると思うのでそこまで心配はないかと思いますが、そもそも情報量が少ない生き物です。
いつでも新鮮な情報を手に入れられるようにしておきましょう。
- 入手可能時期
- 入手手段
- リチャードソンジリスを診ることの動物病院の有無、所在地
- 生体情報・飼育方法
生体情報、飼育方法は別記事にて解説しているのでそちらに目を通してください。
ここでは主に入手手段について解説していきます。
入手可能時期
リチャードソンジリスの入手可能時期は繁殖シーズンの関係上限られたものとなってきます。春先にベビーが生まれ、親離れをして店頭に並び始めるのが5月中旬となっています。
昨今ではリチャードソンジリスの人気が上がっているため、入荷と同時に売約済みとなることも多々あります。
入荷時期が近づいて来たら目当てのショップ情報をこまめにチェックするようにしましょう。
場合によっては店頭のみで告知する場合もあります。事前にショップへ足を運んで直接確認をするなどもしておいた方が賢明です。
入手手段
入手手段はあらかじめ調べておくことが必要です。
リチャードソンジリスの入手手段は主にショップですが、他にも個人から譲り受けたり、通販やオンラインストアが存在します。
各入手手段でのポイントを押さえておきましょう。
ショップ
リチャードソンジリスを入手するにはショップで購入することがメインとなることがほとんどです。
数あるショップですが、新しく迎える家族との出会いをよりよくするためにもショップ選びから始めましょう。
※とは言え、選べるほどリチャードソンジリスを取り扱うショップがそれほど多くないのが現状ですが・・・。
ショップを選ぶ際のポイントは
- 衛生管理がしっかりされていること
- ショップ店員に生体への知識があること
- 選べる生体が複数あること
- 人慣れさせている、慣れるように接していること
1. 衛生管理がしっかりされていること
1はもちろん生体の健康や、ショップの質を見極める大事な要素となります。
狭いケージに過剰に生体を詰め込んでいないか。排泄物で生体の被毛が汚れていたりしないか、などを確認しましょう。
2. ショップ店員に生体への知識があること
2は本やウェブ上の知識だけでなく、生の声が聴ける数少ない機会ですのでショップ店員とコミュニケーションをとれるようにしておくといいでしょう。
また、ベビーのリチャードソンジリスは雌雄の判別が素人目には少々難しいこともあり、しっかりと根拠を持って判断できるような店員さんがいれば尚いいでしょう。
3. 選べる生体が複数あること
3に関しては単純に選択肢を増やすことで、より健康的な子や、相性の良さそうな子と出会える確率が上がります。
どのような子を選べばいいかは後日別記事としてまとめたいと思います。
4.人慣れさせている、慣れるように接していること
4については2に関することでもあるのですが、普段からリチャードソンジリスを怖がらせないように配慮していたり、餌を手渡しする機会を設けてるような店員さんがいるショップがいいでしょう。
お迎えした後の人慣れするかどうかにも関わる問題にも繋がります。
また、そのような店員さんがいることで、この子はこんな子ですよー、などの情報を得ることもあります。
お迎え後もなにかと困った時は相談もできるでしょうから、そのような店員さんがいればコミュニケーションを取れるようにしておいて損はないでしょう。
ショップまとめ
これらの条件を満たすとなるとかなり限られてしまうので、ある程度は妥協すべき点が出るかと思います。
ホームセンターなどでも取り扱われ始めていますが、これら条件を満たしているかと言えば少々難ありかな、といった印象です。
里親・個人から譲り受ける
近所で里親募集をしている場合などは利用してみてもいいでしょう。
ショップで販売されている子以上に親兄弟といた時期が長い可能性も高く、なによりも人に幼い時期から接しているため、人慣れしている可能性も高くなります。
また、親から遺伝しているから疾患などの情報も得られるかもしれません。
他にも、リチャードソンジリスの飼育経験もあるでしょうから、アドバイスなども貰えるかもしれませんね。
ただし必ずしも里親での入手がベストとは限りません。
上記のショップでの入手と同様に、衛生的であるか、適切な飼育をなされているかなど、確認すべき項目があることに注意をしましょう。
通販・オンラインストア
通販やオンラインストアでは実際の生体の状態が確認しづらいだけでなく、輸送時の生体へのストレスを考えると正直オススメではありません。(業者さんごめんなさい)
輸送業者が生体輸送専門であればまだしも、それでも輸送中の病気やケガなど、懸念すべき点が多く存在するのが現状です。
どうしても近場で入手ができず、輸送が必要になった場合は
・輸送業者が生体専門、もしくはそれに準ずるものであるか
・輸送時の生体の病気やケガの補償があるか
・輸送時期が真夏、真冬ではないこと
を確認しましょう。
改めてオススメの入手手段とは言えない点に注意です。どうしても入手手段が他にない時の最終手段として考えましょう。
入手手段まとめ
以上が主な入手手段となります。
上記の通り入手手段及び注意点などをまとめました。
他にも調べるべき項目がありますが、今回は入手手段編とさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
おしゃまんべ